支部女性医師の会

日本消化器病学会東北支部 女性医師の会委員会報告
国立病院機構 仙台医療センター 消化器内科 杉村美華子

第205回消化器病学会東北支部例会中に、女性医師の会の委員会を開催しましたので、ご報告いたします。現在、東北支部女性医師の会は各県から招集された10名の委員で構成されており、今回はそのうちの5名が集まりました。

東北支部女性医師の会が発足して2年になりますが、この間に女性医師の会関連のセッションを、今回を含めて計3回設けていただいております。これは、全国の他の支部と比べても多く、東北支部の女性医師の会に対するご理解と期待の表れと感謝いたしております。

今回の委員会では、まず2年間の活動の振り返りを行いました。過去2回のセッションでは、女性医師の会の委員はもとより、男性医師にも発表していただき、現状と課題を伺うことができました。また、会発足当初のアンケートの際に要望のあった、支部例会の託児所の設置、資格継続のためのe-learnigが一部実現しています。

続いて今後の活動についても話合いました。私たちは、女性医師の会は男女問わずキャリア支援を行う会でもあると考えており、医学界以外で活躍している男女共同参画のリーダーの話をきける機会をもてないかという要望がありました。また、次回の企画としては、消化器を志す研修医が何を考え、何に不安に感じているかを知るために、研修医に発表、参加してもらう会にするのはどうかとする意見が出されました。

まだ、手探りをしながらの歩みの部分はありますが、女性医師の会が、男女問わず消化器医師としてのキャリアを進めるにあたり、前向きのことができるようにと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

 

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