
このたび、日本消化器病学会東北支部第188回例会を2010年2月6日(土)、仙台市の仙台国際センターにて開催致します。
本例会の特別講演として、わが国で最も多くの肝移植症例を経験されている京都大学医学研究科外科学講座(肝胆膵・移植外科分野)の上本伸二先生から「肝移植の成績向上のための工夫」というテーマでご講演を賜ります。肝移植手術におけるさらなる成績の向上のための新しい知見とともに、他科との連携の重要性についてもお話し頂ける予定です。パネルディスカッションには「消化器病治療における内科・外科の連携」を企画しました。消化器病の治療においては、内科・外科の医師が、それぞれの立場で、自分たちの得意とする治療法について、日々研鑽を積んでいますが、疾患、病態、病期が各症例で異なり、最良の治療法を選択することに苦慮する場合が多々あります。本企画では、内科・外科の連携のあり方について活発なディスカッションをしていただき、今後のさらなる消化器病の治療成績の向上につなげていただきたいと願っております。また、特別企画では「目指せ!消化器病専門医-初期・後期研修医からの報告」と題して、卒後2 年目までの初期研修医、卒後3〜6年目までの後期研修医を対象に、合計15題の症例報告等の発表を募集しております。ランチョンセミナーでは、前回会長を務められた福島県立医科大学消化器・リウマチ膠原病内科学講座の大平弘正教授の司会のもと、国立病院機構大阪医療センター外科の三嶋秀行先生に大腸癌の化学療法についてお話をいただくことになっております。
多くの初期研修医、後期研修医、会員の先生方のご参加を心よりお待ちしております。
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